岩手でAIコンサルを選ぶ前に|依頼できることと費用の考え方
「AIを使ったほうがいいのは分かっている。ただ、誰に相談すればいいのか分からない」。岩手で事業をされている経営者の方から、こうした声をよくうかがいます。
AIコンサルと名乗る会社や個人は増えましたが、何をどこまでやってくれるのかは相手によってまったく違います。研修だけの人もいれば、ツールの販売が本業の会社もあります。比べようにも、物差しがないのが実情です。
この記事では、岩手の中小企業がAIコンサルに相談する前に知っておきたい「依頼できること」「依頼先の見極め方」「費用の考え方」を整理します。
AIコンサルに依頼できること
AIコンサルの仕事は、大きく分けると次の4つです。どれを頼みたいのかが決まるだけで、相談先はかなり絞れます。
1. どの業務にAIを使うかの見立て
いちばん価値が出やすいのがここです。社内の業務を聞き取り、「どの作業ならAIで短くできるか」「どの作業は人がやるべきか」を切り分けます。ツールを入れる前の段階の相談です。
2. 使い方の定着支援
ChatGPTなどの生成AIを契約したものの、一部の社員しか使っていない。そうした会社で、業務ごとの使い方を一緒に作り、社内に根づかせる支援です。
3. 社内ルールと安全面の整備
社員が個人の判断でAIを使い始めると、入力してよい情報とそうでない情報の線引きが曖昧になります。利用ルールを作り、情報漏洩のリスクを抑えるのもAIコンサルの役割です。
4. 社員向けの研修
基本操作から、業務に合わせた実践までを教えます。単発の研修だけで終わらせず、研修後に実際の業務で使えているかまで見るかどうかで、効果が大きく変わります。
依頼する前に、経営者が決めておきたいこと
相談の質は、依頼する側の準備でかなり変わります。次の2点だけは、事前に考えておくことをおすすめします。
困っている業務を1つ挙げる
「AIで何かできないか」という相談は、話が広がりすぎて結論が出にくくなります。「毎月の見積書づくりに時間がかかっている」「会議の記録が残っていない」など、具体的な業務を1つ挙げてください。そこが出発点になります。
ご自身の時間単価を出しておく
一度、ご自身の年収を年間の労働時間で割ってみてください。仮に時間単価が8,000円で、その業務に月15時間かけているなら、毎月12万円分の時間を使っていることになります。
AIで削れる時間を金額に置き換えると、コンサルに払う費用が見合うかどうかを数字で判断できます。「高い」「安い」を感覚で決めずに済むので、社内での説明もしやすくなります。
岩手でAIコンサルを選ぶときの確認ポイント
地域の中小企業が依頼先を選ぶときは、次の点を確認してください。
- 業務の話を先に聞いてくれるか。最初の面談でツールの説明から始まる場合は、提案が製品ありきになっている可能性があります。
- 経営の視点を持っているか。AIの知識だけでなく、売上や人件費への影響まで一緒に考えられる相手のほうが、投資判断を誤りにくくなります。
- 小さく始める提案をしてくれるか。いきなり全社導入を勧めるのではなく、1業務から試す段取りを組めるかどうかを見てください。
- 自社で回せる状態をゴールにしているか。いつまでも外部に頼らないと動かない仕組みは、費用がかかり続けます。
- 距離があっても継続して相談できるか。岩手は移動に時間がかかる地域です。オンラインでの継続支援と、必要なときの訪問を組み合わせられるかは大切な条件です。
費用の考え方
AIコンサルの費用は、支援の範囲と期間で大きく変わります。見積もりを比べるときは、総額だけでなく「何回の打ち合わせが含まれるか」「研修は別料金か」「導入後の質問対応は含まれるか」を確認してください。
費用を判断するときは、先ほどの時間単価の考え方が役に立ちます。支援にかかる金額と、AIで浮く時間の金額を並べれば、何か月で回収できるかが見えてきます。
岩手県AI活用協会の支援体制
当協会の事務所は東京都八王子市と岩手県盛岡市にあります。ご相談の内容に応じて、現地にうかがうこともあれば、オンラインで進めることもあります。
会員プランは次の4種類です。いずれも月額・税込の金額です。
- ライトプラン 3,300円
- スタンダードプラン 5,500円
- プレミアムプラン 11,000円
- エグゼクティブプラン 33,000円
経営の相談まで含めて継続的に伴走してほしい場合は、エグゼクティブプランが向いています。盛岡周辺での支援については、こちらのページでもご紹介しています。
よくある質問
Q1. AIに詳しい社員がいなくても相談できますか
A. 相談できます。むしろ、業務の流れを一番よく知っている方に同席していただくほうが、話が早く進みます。技術的な部分は支援側で補います。
Q2. 対面でないと支援は難しいですか
A. 日々の相談や使い方の確認は、オンラインで十分に進められます。研修や、実際の作業現場を見る必要がある場面では、現地にうかがって対応します。
Q3. 相談したら必ず契約しなければいけませんか
A. そのようなことはありません。無料相談では、現状をうかがったうえで、まず何から手をつけるとよいかをお伝えします。その内容を持ち帰ってご検討ください。
まとめ
AIコンサルを選ぶときに大切なのは、相手の肩書きよりも、自社の業務の話から始めてくれるかどうかです。そして依頼する側も、困っている業務を1つ挙げ、ご自身の時間単価を出しておくことで、相談の中身が一段具体的になります。
何から相談すればよいか分からない段階でも構いません。無料相談で、現状を整理するところからお手伝いします。

